先週、中国の科学館の専門家をアテンドして、日本科学未来館に行ってきた。彼は、その前日、国立科学博物館、科学技術館を見ているので、日本の3つの国立の科学館を見たことになる。彼ははっきりとは言わなかったが、どうも、不満らしい。3科学館ともに、彼がイメージする科学館ではないらしい。東京のあと、彼は名古屋に行き、日本では最新の名古屋市科学館に行った。そして、ようやく、満足した。「これが科学館だ」と。。。。

 確かに、東京にある3国立科学館はそれぞれに特徴があり、地方の県立・市立の科学館とはだいぶ性格が違う。科博は、資料標本を中心とした展示。未来館は最先端の科学技術で、最近はマルチメディアが多用され、いわゆる「展示」らしくなくなってきているとも見える。科学技術館は、全体の印象として、ちょっと古い感じ。そういわれてみれば、いわゆるHANDS-ONや体験装置を中心とした、科学を体験して理解する。。。という単純な展示は、東京の科学館には少ない。隣の千葉や川口などにあるような、「サイエンス・センター」がない。

 今まで、気が付かなかった。。。。東京都には、多摩六都科学館はあるが、東京の23区にはない。ぜひ、サンフランシスコのエクスプロラトリアムのような特徴ある都市型のサイエンスセンターがあったもいいと感じた。。。。

未来館
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